プロペシアは長きにわたり薄毛の治療薬として扱われてきた医薬品となります。
もちろん現在でも基本的な治療としてどの医療機関でも扱われている代物であり、効果に関しても臨床試験で確認済みです。
ですが「これから治療する方」「現在進行系で治療している方」は、もしプロペシアを止めたら再び髪の毛は抜けてしまうのか？と気になりますよね。
それらについてここでは触れていきたいと思いますので是非最後までご覧になって頂ければと思います。
- プロペシアをやめたらどうなるのか
- プロペシアをやめるタイミング
- プロペシア以外の薄毛解決方法
フィナステリド含有薬「プロペシア」を止めることについて
プロペシアを内服し始めて「抜け毛が減った」「薄毛が改善出来た」「まだ余り効果が実感できていない」など色々な回答が有るかと思います。
まずは結論から話しますがプロペシアをやめると言う選択は有りだと考えています。
ですが急に止めるのはとてつもなくリスキーです。まずはなぜプロペシアを止めることが有りだと思うのか簡単に説明して行きますね。
リバウンド説は正しくもあり間違いでも有る理由
プロペシアを止めたらリバウンドする・・・そんな噂聞いた事ありませんか？リバウンドとは本来ダイエット用語で良く使われるキャッチフレーズ的なものですよね。
プロペシアにもリバウンド説があると言うのですが、これを聞いてしまうと怖くて止めれないと言う方もいらっしゃるかと思います。
リバウンド説の真偽
- 自身の薄毛は何が原因だったのか？遺伝orその他
多分これだけでは分かりにくいかと思いますので詳しく解説して行きます。
まず何が原因で薄毛になってしまったのかがとても重要です。プロペシアやミノキシジルはいわゆる対処療法の1つだと考えています。
対処療法とは
薄毛の原因は様々ですのでとりあえずその根源である「DHT」や「血行不良」を取り除く為にこれらプロペシアやミノキシジルは使用され、結果として育毛サイクルを改善させると言うことに繋がります。
ではリバウンドしてしまう方はどの様な方なのか。
これは主に原因を改善出来ていない方に起こる現象であると言うことです。
きちんとAGAクリニックに通い医師からレクチャーを受けている方はこの様なことを言われていると思います。
レクチャー内容
- 日々の生活習慣の改善
- 適度な運動
- バランスの良い食事
- きちんと睡眠を取ること
- 髪の毛のケア方法…etc
例えレクチャーを受けていなかったとしても今はネット社会、これらの事は当たり前に様に情報として流れ実際に実行している方も多いのでは無いでしょうか？正しく行えているかの真偽は個人によって違いますので分かりませんが。
しかし実際にこれらは「多彩な原因」を改善する為に行われるレクチャーで有り「遺伝」による薄毛は除去は難しいと言えます。
ですので結論として「遺伝による薄毛」と「その他の原因」による薄毛と大別出来ることが出来、前者である遺伝による薄毛の方はプロペシアを止めてしまうと抜け毛が増加すると考えられます。
ちなみに遺伝による薄毛は「薄毛患者の大体２５％前後」と言われています。
逆を返せば７５％の方は遺伝による薄毛では無い可能性を秘めている為、後ほどお伝えするプロペシアの止めるタイミングをご覧頂ければと思います。
プロペシアは止めるタイミングが大切
皆さん気になるであろうプロペシアを止めるタイミングですが、まず「発毛」を確認し薄毛を改善出来たらそのフェーズに入れると言っていいです。
現在は医療の発展で薄毛の治療はほぼ１００％近い発毛が可能となっています。それを実現するのがAGAクリニックですね。
AGAクリニックの選び方についてはこちらの記事を参考に確認して頂ければと思います。
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【AGAクリニック】の選び方とデメリットを医療従事者が徹底解説！
「AGAクリニックってどの様な所を選べば良いかわかんない…それにデメリットとかもあるんじゃないの？」この様な疑問お持ちでは無いですか？ 薄毛を治せると言うメリットの裏にはデメリットが少なからず存在する ...
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話がそれてしまいましたがここからはプロペシアを止めるフェーズの方向けに話を進めていきます。
プロペシアを止めるタイミング
- 【重要】自分で満足できる充分な発毛を得られた時
- 急に止めるのでは無く「減薬」して様子を見ていく
急に服薬を止めるのはリスキーです。下手をすると一気に抜け毛が増えて今までの努力は水の泡になる可能性があります。
先程申し上げた通り「原因」がとても重要です。
AGAの原因は不明瞭な事が多くもし原因を解決出来ていない段階だった場合再び薄毛に戻ると言えるでしょう。
減薬は「石橋を叩いて渡る」と同じ感覚です。減薬してみて変化がなかったら最終的に断薬すれば良いだけの話となります。
「前回は◯◯mgだったけど良く効いているみたいだから今回は◯◯mgに変えておくね」など。
その感覚でプロペシアも医師の指示で調整して貰うと良いでしょう。
それぞれプロペシアを止める理由や注意点について考察
プロペシアを止める理由
- 副作用が著名に現れた
- 効果が実感出来なかった
- 経済的な理由
- 子作りを考えている為
プロペシアを止める理由には色々な事が考えられます。
もしこれからプロペシアを内服検討されている方はこちらを参考にしてみて下さい。
子作りの際は一時中断しましょう！必ず医師に確認を取って下さい
子作りの際は胎児や母体への影響が絶対無い！とは言い切れませんのでプロペシアの内服を中止した方が安心であると言えます。
詳しくはAGAクリニックの医師に相談して下さい。出来れば処方実績の多い所が望ましいです。
AGAが原因だった薄毛の場合、効果が得られる期間について
プロペシアの効果を得ることが出来る方は大体８０％前後と言われています。皮膚科学会男性型脱毛症ガイドラインに記載されている資料（https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf）
またその効果が出る方の中でもどれくらいの期間で実感する事が出来るのか。
それについては個人差が有り早い人で３ヶ月～、遅い人だと２年なんて方もいらっしゃるようです。
なぜ個人差があるのか
これには理由が有り、体質によって薬の効き具合が変わってしまうからです。
どの医薬品でも言えることなのですが例えば「花粉症が有るからアレルギーの薬が欲しいです」と医師に伝えて薬を処方してもらったとします。ですが効果は余り実感できませんでした。その旨医師にお伝えしたら「ではこちらの薬は効くかもしれないから変えてみようか」などと言う経験ございませんか？
これと近いものが有り、体質によって薬の効き具合は多少変わってきます。こればかりは内服して経過を見てみないと分かりません。
また、飲み始めてまだ数ヶ月しか立っていない状況で効果を確認するのは難しいため、プロペシアを内服する場合は長期的に見て観察していくと良いでしょう。
経済的な理由で止める
プロペシア「フィナステリド」は医療機関、個人輸入でのみ購入可能です。
医療機関であれば「５０００円～１００００円」、個人輸入であれば「１５００円前後」と言った所でしょうか…個人輸入で購入する場合「フィペンシア」という物の値段で記載しています。
ですが個人輸入は止めておきましょう。遠回りな言い方をさせて頂きますが最悪の場合「生涯を終える」可能性があります。
AGAクリニックの処方で大体１年間で「６万前後」となります。この６万円、デカイと見るかはその方の人生プランによって変わってきます。
プロペシアを止める事の結論！
結論
- 止めると抜け毛が増える可能性はある
- 止めることは悪いことでは無い！医師の指示で減薬調整して貰いましょう
- 副作用についてキチンと理解しよう！医師に全て気になる点は確認して下さい
プロペシアは薄毛改善の第一歩としてご利用下さい。
そして治療をしつつ普段の生活を改善し、充分な発毛を得ることが出来た時に減薬していくのがベストだと思います。
発毛することで今までに無かった自分を手に入れる事が出来、それは生活の充実性を高める結果となります。
「薄毛だからしょうがない。」と諦めるのでは無く、是非お近くのAGAクリニックに相談して下さいね。
きっと止めると言う選択肢以外にも貴方に合った良い改善方法は見つかります。
