「以前より生え際が後退してる?もしかして薄くなった?」
このような疑問や不安をお持ちでは無いでしょうか?
生え際やM字部分の薄毛は初期の段階だと案外気づきにくいポイントの一つです。
現に対処が遅れてしまっただけに「対策しておけば良かった~」と後悔される方も沢山いらっしゃいます。
ここでは「産毛に対してしっかりと対策をすれば、M字ハゲを改善出来る方法」をお伝えして行きたいと思います。
是非最後までご覧頂きM字ハゲ改善に活かして下さい。
- 薄毛と産毛の関係性
- 産毛の正しい対処方法
- 産毛対策(私生活見直すべきポイント)
- 間違った産毛対策について
【M字ハゲ・生え際】産毛との関係性について
実はこの産毛には薄毛との関連性があるのでそれについてご説明させて頂きますね!
生え際やM字に産毛が目立つ場合AGAの可能性有り
以前よりも生え際やM字部分の産毛が増え、髪の毛が後退している様であれば「AGA、もしくは別の原因で髪の毛が成長できていない可能性」を考える必要があります。
その中でも注意すべき物がAGA(男性型脱毛症)です。
AGAは進行性の脱毛症で、何もしないで放って置くと徐々に生え際が後退し下記の図の様な経過を辿る事が分かっています。
<ハミルトンノーウッド分類:AGAの進行過程>
AGA(男性型脱毛症)の特徴の一つに軟毛化現象というものが有るのでまずは確認して行きましょう。
軟毛化現象の特徴
- 細く弱々しい毛(産毛)
- 前頭部(M字ハゲ)に現れやすい
- 頭頂部(O字ハゲ)に現れやすい
AGAを発症すると高確率でこの軟毛化現象が起こり、初期の段階ではM字部分やO字部分に症状が現れます。
放っておけば視覚的に髪の毛が透けてしまい、結果として薄毛になってしまいますので楽観視しないようにしましょう。
初期段階でこの症状に気付くことは難しく、写真を撮って時系列で確認してやっと分かるレベルです。
とは言え、明らかに以前より太い髪の毛が減り弱々しい毛が増えたのであれば、AGAの前兆と考えてしまった方が対策もしやすく将来的に後悔しない事は間違いないでしょう。
産毛の段階で有れば「比較的軽症で済む」可能性がありますので次はその理由について説明してきます。
【必読】産毛はM字を目立たせるが改善の余地有り
軽症で済む理由
- 毛根はまだ死んではいない
- 毛乳頭がまだ生きている
薄毛が進行したら諦めてしまう方も多いかと思いますが、産毛がまだ生えてくると言うことは毛乳頭が生きている証拠。
毛乳頭の仕事は髪の毛に必要な栄養を毛細血管から受け取り「髪の毛の成長を促す事」です。
AGAの場合、何もせず放置すると毛乳頭は仕事をしなくなるので、産毛さえも生えてこなくなる可能性があります。
だからと言って闇雲に対策することは得策ではありません。
自身の症状に合っていない対策をすることでM字ハゲは更に進行する可能性がありますので、ここからはどの様な対策方法があり、どれが自分に合っているのか確認してみて下さい。
産毛を生かす方法について伝授!M字が目立ってきたら即対応すべし
産毛を生かすも殺すもやり方次第です。
ここからは産毛を生かし成長させる方法についてお伝えしていきます。
M字ハゲの原因であるDHTの生成を阻害!育毛サイクル改善
AGAの原因はDHT(ジヒドロテストステロン)ですので、まずはDHTの生成を止めることが最優先事項となります。
表に書いてある「Ⅱ型5α-還元酵素」を阻害することが現在の医療では可能です。
Ⅱ型5α-還元酵素を阻害する薬剤
- プロペシア(フィナステリド)
- ザガーロ(デュタステリド)
AGA(男性型脱毛症)は主に男性ホルモン受容体により生成されたDHT(ジヒドロテストステロン)がM字部分やO字部分に脱毛指令を出し「育毛サイクル」を乱すことが原因です。
次にどの様な形でサイクルを乱すのか下の図で確認しましょう。
<育毛サイクル:赤ルートがAGA>
正常な育毛サイクルであれば2~6年程度で髪の毛が生え変わるのですが、AGAの場合3ヶ月~1年と短いスパンで生え変わりが起こると言われています。
「髪の毛が太く成長する期間」が短縮されてしまいますので、育毛サイクルが乱れている所は産毛が増える傾向があります。
M字部分や生え際に産毛が多くなって来た場合はAGAにより育毛サイクルを乱してしまっている可能性があるので、まずはその根源である「Ⅱ型5α-還元酵素」を阻害しましょう。
AGAの初期段階であればこれだけで充分な抜け毛予防となり、育毛サイクルが戻れば産毛を成長させることが出来るでしょう。※ただし原因がDHTだった場合に限ります。原因が一つとは限りません
これらの薬は近くの医療機関、もしくは薄毛専門クリニックで処方して頂けますので是非医師の診断を仰いでもらって下さいね。
本気で産毛を成長させたい人は「ミノキシジルタブレット」
髪の毛の成長に欠かせないのが頭皮の毛細血管です。人によっては血行不良が原因で軟毛化現象「産毛化」が起きている可能性もあります。
残念ながら血行不良の方は血行を改善させ血液からしっかりと栄養を行き届かせないと「太く丈夫な毛」は生えてきません。
先にお伝えして置くとミノキシジルには外用薬と内服薬の2種類存在します。
ミノキシジルなら効果は同じなのでは?って思いがちですが効果の度合いは大きく異なります。
特に生え際やM字部分には毛細血管の数が少い為、内服薬の治療が必要不可欠と言っても過言では無いでしょう。
残念ながらミノキシジルタブレットに関しては市販では購入できません。
購入ルートは「医療機関(AGA専門病院)」もしくは「個人での輸入」のみとなります。
効果は絶大に高いのですが副作用が出てしまう方もいらっしゃいますので必ず医療機関で処方して貰うようにしましょう。
産毛を本気で太くする場合、必要となってくる治療方法ですので必ず医師に相談してから処方して貰いましょう。
市販の発毛剤では産毛の成長は難しいのか?
ミノキシジル含有商品
- リアップ
- リグロ
- スカルプD
これらはミノキシジル外用薬の市販医薬品です。※費用は一ヶ月7,000円前後
問の「市販での発毛剤で産毛の成長は難しいのか?」の答えですが「個々によって改善度は違う」というのが答えとなります。
ミノキシジル外用薬は臨床試験からも「薄毛に有効的である」と言えるのですがAGAの原因は一つとは限らない無いため、市販外用薬だけの力では「うまく産毛を成長させることが出来ない可能性がある」と言うことを覚えておきましょう。
もし産毛化(AGA)の原因が血行不良だけでは無く多岐に渡る場合はその傾向は強くなりますので注意して下さいね。
効率よく産毛を成長させM字ハゲを改善できるのはAGA専門クリニック
産毛を成長させる方法
- 【頭皮】DHT(ジヒドロテストステロン)を減らす
- 【頭皮】血行を改善させる
- 髪の成長に必要な栄養素を効率よく摂取
- 頭皮環境を清潔に保つ
- 心理的ストレスを減らす
これらは産毛を成長させる為に必要な項目となります。
「太い髪の毛」にする為にはどれかが欠けてしまっても良い結果は生れません。
AGA専門クリニックでは科学的根拠と医学的根拠に基づいて治療することが可能であり、本当にそれはAGAが発症して起こった産毛なのか?と言う疑念も医師による正確な診断で解決できます。
産毛の確認や薄毛の悩みは医師に確認して貰ってからの方が個々に合った正しい対策方法をレクチャーして頂けるためお勧めです。
ですのでまずは市販薬を使用せずに最善策で産毛を成長させる事が重要であると覚えておきましょう。
何事もスピード解決が心身ともに健康でいられます。
【M字ハゲ】産毛を成長させる事が改善への近道!生活ケア編
前文では医薬品や医療機器による効率的な産毛発毛方法をお伝えさせて頂きました。
それと並行して行って欲しいことが生活習慣の見直しとなります。
分かりやすくお伝えしていきますので是非ご覧になって下さい。
髪の毛の成長に必要な亜鉛とビタミンを摂取
髪の成長に必要な栄養素が「亜鉛」と「ビタミン各種」です。
亜鉛は主に動物性タンパクに多く含まれているので栄養不足になることはほとんど考えられなかったのですが、近年では食の欧米化によって亜鉛不足に陥る方も多くいます。
特に食事するにあたって髪の毛に良くないものが「ジャンクフード」です。
せめて生活の一部からジャンクフードを控え、普段から食事のバランスを考えて頂ければ改善出来るはずなので産毛対策を期に食生活を変えてみましょう!
ビタミンは主にこれらをバランス良く摂取することをおすすめします。
ビタミンは髪の毛を作るために必要不可欠な要素ですので日頃から気にして摂取していきましょう。
適度な運動でDHTを排出
適度な運動をすることで脱毛促進因子であるDHTと皮脂が一緒に流れ落ちるため、頭皮環境の改善と頭皮の血行不良の改善が見込めます。
運動することはストレス発散にも繋がりメンタル面でも大きな力を発揮する為おすすめです。
運動する事で得られる物
- 引き締まったカラダ
- DHT排出(※個人差有り)
- 腸内環境を整え「栄養素」の吸収率UP
女性に敬遠されてしまう項目に「デブ、ハゲ、臭い」があります。
臭いは何かしらでケア出来るものですが、体型や髪の毛は日頃から気を付けないとどうすることも出来ません。
是非これを期に「適度な運動」を取り入れてみては如何でしょうか?きっと以前よりも自分に自信が持てるようになり活気あふれる生活が送れるかと思います!
睡眠時間は髪の毛の成長に重要
睡眠時間は髪の毛の成長や脳を休める事が出来る唯一無二の時間です。
夜寝る前などに動画を見たりしている行為は上質な睡眠の妨げになっている可能性があります。
寝る前にブルーライトの光を浴びることで脳は「まだ昼間なんだ!起きよう!」と誤認識ししっかりと休むことが出来ません。
しっかりと休息し身体と心、そして髪の毛の為にもまずは夜にスマホを見るのを止めましょう。そして6時間以上寝るようにして下さい。
頭皮に優しいシャンプーを使用する
頭皮の環境は髪の毛の成長に関わって来ます。
特に産毛であれば猶の事気を使うべき所です。産毛は赤ちゃんの毛なのでゴシゴシと洗うことはせず頭皮に優しいシャンプーでケアしてあげましょう。
特にアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。
一つ注意点を上げるとすれば、必ずお風呂上りは髪の毛を乾かすようにして下さい。
雑菌が繁殖し頭皮環境が悪化する可能性があるのでせっかくのシャンプーの無駄になります。
頭皮マッサージで血行を良くする
頭皮のマッサージは血行を良くしてくれるので自宅で出来るケアとしてはおすすめです!
特に発毛薬を頭皮に添付する際、一緒にマーサージをしてあげる事でより効果が見込めます。
残念ながらマッサージのやり方が間違っていれば効果は薄れてしまいます。
頭皮や血行に詳しい美容師の方や、医療機関の医師にレクチャーしてもらうと良いでしょう。
間違った産毛対策について
インターネットなどで独自で調べ、対策を行ったがあまり良い結果が得られなかった方など、世の中には沢山いらっしゃいます。
それがネット社会の闇です。
ここでは産毛に対して誤った対策を取らない為にも、これから話すそれぞれの対処法について理解して行きましょう。
安易に育毛剤を利用するのは改善の遠回り
ここは誤解されやすい所なのですが、育毛剤と発毛剤には大きな違いがあります。
これを見ると分かる通り育毛剤は医薬部外品となります。
医薬部外品とは
厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が一定の濃度で配合されていることが条件であり「治療」ではなく「防止・衛生」を目的として作られている。
ここで疑問となってくるのは産毛を抜けにくくするのであれば育毛剤で良いのでは?だと思います。
残念ながらAGAが原因のM字ハゲであれば不正解となります。
もちろん産毛を抜けにくくすることは重要な事の一つなのですが、AGAが原因のM字ハゲだった場合は効果が認められない可能性があります。
効果が無い理由
- 根源であるDHTを効率良く抑制する事が難しい
- 血行を改善させるのは容易では無い
育毛剤の中にはDHTを抑制すると言われている「オウゴンエキス」や「ノコギリヤシ」などがありますよね。
ですがこれらはプロペシアなどに比べ、効率よくDHTを抑えることが難しい物でもあります。
医学には「西洋医学」と「東洋医学」があります。育毛剤は自然界の物を使用している点では東洋医学に近い存在かと思われます。
いわゆる育毛剤は漢方に近いという事ですね。
簡単に分かる西洋医学と東洋医学の違い
西洋医学:薬品による患部の治療や外科的な治療を主とする方法、科学的に改善させる
東洋医学:人が本来持っている自然治癒力を高め改善に向かわせる方法
どちらにも良し悪しはあるのですが本気で産毛を成長させたいのであれば「医薬品」です。
育毛剤を使用する際は「薄毛が改善されたらいいな~」「将来の為に予防として行っておこう」くらいの気持ちで使う分には構いませんが過度に発毛を期待するのはやめましょう。
勘違いされて購入し「薄毛の進行が止まらなかった」という口コミを多数見かけますがそれはリサーチ不足です。
しっかりと知識を深めて対策を行っていくことが大切です。
個人輸入での医薬品購入は危険!
なるべく安く抑えたいと誰もが思い「個人輸入による医薬品の購入」に手を出す方がいますがNGです。
個人輸入の危険性
- 最悪死に至るケースがある
- 何かあっても法律で裁けない
- 偽薬の可能性
何故日本では医師が関わって医薬品を処方して頂けるのか考えてみましょう。
問診などでその方の健康状態を把握することがとても重要だからです。
医師は患者の状態をくまなく観察しています。動き方に異常は無いか?黄疸はないか?貧血は無いか?血液データは悪くないかなど。
安全に治療する為にも個人輸入は止めて下さい。
身体を壊してしまっては薄毛どこでは無く人生を変えてしまう可能性も考えられます。
最善策で産毛を成長させる事がM字ハゲ最短の改善方法
産毛の対処法まとめ
- DHTの生成を阻害する(医療機関)
- 血行を改善する(生活習慣and医療機関)
- 育毛剤は安易に手を出さない
最善策はAGA専門クリニックで治療をすることなのですが、まずは自身の状態を正確に把握する為にも「無料カウンセリング」を受けることが大切です。
専門医師に確認して頂ければそれは間違いありませんし、大事なのは自己判断による勘違いなどを除外出来る所にあります。
当サイトでも「患者対応・治療効果・治療実績など」を甘味し、最もお勧め出来るAGA治療病院を厳選してお伝えしていますので、是非悩みを相談し貴方に合った正しい対策方法などをレクチャーして貰うと良いですね。