日に日に薄くなってしまう髪の毛に不安を抱き、カツラを選択する方も多くいるのでは無いでしょうか。
以前のカツラは見ただけで「あ、カツラ被ってるよね?」と感じられる程違和感がありましたが、最近のカツラは技術向上のおかげで全然分かりません。
そんな老若男女問わず薄毛の救世主であるカツラですがもちろんメリットの裏にはデメリットも存在します。
全てを理解して購入して頂ければと思いますので是非この記事を参考にし「自分に合ったLife style」を探してみて下さい。
- カツラのメリットとデメリット
- カツラの費用
- どの様な方にカツラは向いているのか
- カツラと自毛植毛の比較
安易に手を出すのはNG!カツラのメリデリを理解しよう
テレビや広告でもお馴染みのカツラですが安易に手を出すのはおすすめ出来ません。
きっとカツラと言う選択肢に至るまでには「育毛剤」を使ってみたり「食生活を見直してみたり」と色々頑張られた結果、改善できなかった等の理由があるのかと思います。
カツラは最終手段と考えがちですがそんな事もありません。現代では医療の進歩により物理的な方法以外に医学的な方法で髪の毛を生やすことも出来ます。
まずはカツラのメリット・デメリットについてお話して行きますのでカツラの購入を考える前に一度目を通して行きましょう。
カツラやヴィッグのメリットについて解説!
メリット
- QOL上昇(後程説明します)
- 自然な見た目
- 手っ取り早い
- 白髪染めをしなくて良い
カツラが世の中で重宝されている理由は「圧倒的に手軽かつ確実に髪の毛が手に入る」と言うところです。
その他にも現在ではおしゃれヴィッグなどもあり、別に薄毛で困っていなくても使用されるほどメジャーな品物となります。
また薄毛で困っている人に多いのが「QOLの著しい低下」です。
QOLとは
主に「生活の質」を示す。QOLが低下すると精神的なストレス、消極的な思考、行動の制限(例:落とし物を拾ってあげるなど)など生活面で色々な支障をきたし最終的には「うつ」傾向になってしまう可能性がある。
医療業界でも良く使われる単語なのでそれだけQOLは大切と言うことです。では逆にカツラのデメリットはどのようなところにあるのか見ていきましょう。
本題!カツラのデメリットについて
カツラのデメリット
- 費用面「初期費用、買い替え、消耗品、定期メンテ」
- 触るとバレる
- いきなりふさふさになると周りにバレる
- 薄毛を進行させてしまう可能性が有る(頭皮環境の悪化)
- 夏場は暑く蒸れる(かゆみやフケの原因になる)
- 旅行の時など細心の注意を払わなければならない
- つけっぱなしは出来ない
簡単にあげるだけでこれだけデメリットが存在します。
これらデメリットについてはこの後詳しく説明して行きますね!
費用面について解説!ランニングコストは結構掛かってしまう点について
カツラと一言で言っても様々な種類がありそれぞれ金額が異なってきます。
まず大まかな種類ですが「全カツラ」と「部分カツラ」があり、費用面を考えると全カツラの方が圧倒的に高いです。
後程説明して行きますが部分カツラを使用している方は自ずと全カツラになる可能性があるので全カツラの費用についてお伝えしておきます。
<カツラ購入金額目安>
カツラの種類 | 価格 |
既製品のカツラ(市販) | 5000円~20000円 |
オーダーメイドカツラ | 数万円~150000円 |
フルオーダーメイドカツラ | 200000円~500000円 |
これに加え「初期費用」「買い替え」「定期メンテ」なども加わり年間で言えば「100万」は超えてくる可能性があります。
使い方によって買い替え時期は異なるのですが、大体の目安として1~3年と考えた方が良いでしょう。
また既製品のかつらは質が悪く量産されている商品ですので質が悪いです。
もし購入するのであればオーダーメイド系のカツラをおすすめします。
通気性に問題有り、薄毛を進行させる可能性について
結論として薄毛をさらに進行させる要因になることは間違いありません。
最近のカツラは通気性が良いものもありますが基本的には高額であり、通気性も完ぺきではないのが事実。
男性の場合は男性ホルモンの影響で女性よりも皮脂が多く分泌されます。
密閉空間での皮脂の過剰分泌は「脂漏性脱毛症」の起因となり薄毛を進行させてしまう可能性も考えられますので注意しましょう。
もし脂漏性皮膚炎になってしまった場合はすぐにお近くの皮膚科に掛かるようにしましょう。
カツラの固定方式によっては牽引性脱毛症にもなり得る
牽引性脱毛症とは
女性に多い脱毛症の一つで髪の毛を物理的に引っ張ることにより、頭皮の血行不良を誘発し抜け毛が増えてしまう症状。
薄毛の方の髪の毛は目視で確認できるほど弱っています。
カツラは髪の毛に固定するのが基本です。この固定により本来起こり得ない物理的作用がきっかけで血行不良性の薄毛になってしまう可能性があります。
カツラを付けている時は良いのですがカツラを外した時、「髪の毛が減ってる」なんてことも考えられる為それを理解した上で購入するようにしましょう。
日々のメンテナンスが手間である
一度購入すればあとは装着するだけという訳ではありません。
自毛と一緒で必ず日々のメンテナンスが必要となってきます。
メンテナンス内容
- ブラッシング
- シャンプー(購入した製品によっては専用シャンプーが必要)
- 乾かす(風通しの良い所で直射日光を避ける)
- 保管(型崩れしない様に専用のスタンドが必要)
日々のセルフメンテを怠ることでカツラが痛み寿命が縮まるケースが考えられます。業者にお願いする定期メンテとは別物です。
寿命が縮まる事で買い替えしなければなりませんので、業者側からすればおいしい話ではありますが使用者にとってはまったくもっておいしい話ではないはずです。
もし購入した際はきちんとレクチャーをして貰い日々のメンテナンスを心掛けるようにしましょうね。
スペア用に2つ購入するのが一般的
初めてカツラを購入する際は大方2つ購入するのが一般的です。
と言うより業者から2つ作ることを推奨されます。これにはきちんと理由があるので確認して行きましょう。
スペアを作る理由
- 部品の破損などが起きた場合、修理に1か月程度かかる
- 何かあった時の為にスペアは合った方が良い「匂いがきつい」「まだ乾いていない」など
何かあった時「今日はかつらを付けていけない」なんてことになったら大変です。
いつもふさふさなのに今日はつるつるでは会社も休ませざる負えません。
もし周りに周知されていない方であれば2つ購入することをおすすめします。
どのような方にかつらは向いているのか
向いている人
- 病気の治療により髪の毛が抜けてしまった方
- 薄毛の進行が進みすぎて手遅れになってしまった方
これらが当てはまる方は発毛が困難な可能性があるのでかつらを是非使って頂けたらと思います。
かつらをつけることで人生が180度変わるかたもいらっしゃいます。
薬の副作用や外科的な手術等で髪の毛が無くなってしまう事はよくあることですので悲観的にならず前向きに考えていきましょう。
私個人的の考えですが薬の副作用等で髪の毛が無くなってしまった方には保険を効かせてカツラを購入できる時代が来ることを願っています。
カツラ以外の選択肢「自毛植毛」について
自毛植毛とは
- 自分の髪の毛を薄毛部分に移植する施術
- 副作用は無し、多少の出血は考えられる
- 男性でも女性でも施術可能
- 自然な髪の毛が生えてくる為、薄毛の改善を心から喜べる
- メンテナンス不要!半永久的に生えてくる
カツラは買い替えが必要ですが自毛植毛は自分の毛なので買い替え不要です。
費用に関してもトータルで見れば圧倒的に自毛植毛の方がコスパが良いのでおすすめです。
かつらのメリデリまとめ
まとめ
- カツラは必ずデメリットを受け入れてから購入する事
- トータル費用を考えるとカツラより自毛植毛の方がおすすめ
- 自毛植毛なら必ず腕の良いと評判の医師に施術してもらうこと
かつらのデメリットについて深く考察させて頂きましたが決して悪いことばかりではありません。
かつらは生涯残る文化遺産と考えています。
現代の医療では副作用の強い薬などで髪の毛が抜けてしまう事もあります。そんな時活躍するのがかつらです。
髪の毛が無いと言うことに劣等感を感じる方も多いかと思いますが現代は髪の毛の悩みがどうにかなってしまう時代。
自分が良いと思えばそれが正義だと思いますので是非この記事を参考に前向きになれるhappy Lifeを探してください!