「ヒゲが濃いとハゲる」こんな噂聞いたことが有る方多くいらっしゃるのでは無いでしょうか?その真偽とても気になりますよね。
もしその噂が本当であれば欲しい所には生えてこないのに、いらないところには沢山生えてくると言う男性にとって「最悪のメカニズム」の完成です。
ちょっと気になったので噂の真偽について調べてきましたので是非ご覧頂ければと思います。
- ヒゲと髪の毛の関係性と噂の真偽
- ヒゲが濃い人と髪の毛が薄い人の対策方法
- その他の噂について
ここではメカニズムや対策をしっかりとお伝えしていきますので是非参考にし行動して頂ければと思います。
ヒゲが濃い人はハゲる?なぜその様な噂が出回ったのか
まずはなぜ「ヒゲが濃いとハゲる」と言う噂が広まったかを確認しなければなりませんね。
きちんと科学的根拠があるのか、それとも誰かが流した単なるデマなのか。
どちらが正解にせよ周囲を見渡すと確かに客観的にではありますがヒゲの濃い人はハゲが多い気もします・・・先入観って恐ろしいですね。笑
噂を解決する糸口を見つけてきたので是非ご覧頂ければと思います。
ヒゲなどの体毛の濃さはテストステロンが関わっている
簡単に説明すると体毛の濃さはテストステロンが関わっています。※一般的に男性ホルモンと言ったほうが分かりやすいかもしれません。
テストステロンとは男性らしさを作る重要なホルモンです。⇨テストステロンの効果
ですが実際にはテストステロンが体毛を濃くする訳では無く、ジヒドロテストステロンに変化することで体毛を濃くするという効果を発揮します。
実はテストステロン自体にも毛を太くする効果があるのですが、テストステロンをより強力なホルモンに変えたのがジヒドロテストステロン(DHT)です。
体毛が濃い人はこのDHTが多いことが原因でヒゲが濃くなる症状があわられると考えられます。
DHTは体毛を濃くするが頭は薄くする?メカニズムについて
薄毛のメカニズムは頭皮に存在するⅡ型5αリダクターゼとテストステロンが結合してDHTとなり、DHTが男性ホルモン受容体がくっつくことで脱毛促進因子を分泌する為です。
これにより頭皮の育毛サイクルは乱れ、抜け毛の増加に始まりやがて薄毛になってしまう・・・というのが流れとなります。
本題の髭が濃くなるDHTがなぜ頭皮だと抜け毛増加に繋がるという相反する効果を持っているのか?
これはDHTが男性ホルモン受容体と結合した時に分泌するタンパク質「成長因子」の違いが原因であると言われています。
頭皮上の前頭部と頭頂部で生成されるタンパク質は「TGF-β1」と「FGF-5」なのに対し、ヒゲなどは「IGF-1」と言うタンパク質が分泌されるそうです。
人間の体って不思議ですよね。同じDHTであっても部位によって分泌されるタンパク質が違うと言うのは・・・
頭皮のDHTの生成率は遺伝の影響が強いと言われていますので結論として「髭が濃くてもハゲない人は居る」と言うことだと考えられます。
次にDHTをなるべく生成させない方法についてお伝えしていきます。
DHTを生成させない為にはどうすれば良いのか
DHTを生成させない方法
- 医薬品「プロペシア」「ザガーロ」※薄毛が気になる方だけ
- 亜鉛
- イソフラボン※女性ホルモン様作用
- 酒を飲みすぎない
- 運動をする
- ストレスを溜めない
一般的に言われている薄毛対策をすることがDHTを生成させずに済む方法でもあります。
【番外編】エロいとハゲるも同義である
また噂には色々あって「エロいとハゲる」「スケベな人はハゲが多い」などもあります。
確かにAVなんかを見るとハゲた男優さんが多い気もしますが前述でお話した通り「答えはNO」の可能性が高いですね。
テストステロンは性欲にも関係してくるためその様な噂が流れたのかと思います。
テストステロン自体が薄毛と直結するわけではありませんのでこちらの噂も「ヒゲが濃いとハゲる」と同義であり信憑性に欠けると考えられます。
まだ薄毛については研究者たちが分からない所も沢山あるかと思いますので今後の情報に期待です。
【まとめ】ヒゲが濃い人はハゲるの信憑性は低い!
今回はヒゲが濃いとハゲるの信憑性についてお伝えさせて頂きました。
私が出した答えはNOです。ヒゲは禿げて無くても生えてきますし全ては日頃の生活習慣からくるものだと認識しています。
またAGA治療をした所で生活習慣を見直さなければ薄毛を最大限に改善することは難しくなります。
薄毛はきちんと対策することで大半の方が治る時代に突入していますので、是非薄毛が心配な方はAGAクリニックの医師に相談して下さい。治療の有無はその時決めれば良いので安心です。