自分なりに手を尽くしてみたが薄毛は進行するばかり・・・最終手段「ミノキシジル」で発毛しよう!とお考えの方。きっと沢山いらっしゃることかと思います。
発毛効果が認められているのは間違いなくミノキシジルのみとなりますのでその選択は間違いありませんが注意しなければならない事が実は山程あるんです。
是非ここで知識を付け、ミノキシジルの飲み合わせの注意点を理解して発毛に励んで頂ければと思います。
クリニックや個人輸入で購入可能ですがこの記事を読めば個人輸入がいかに危険か分かるかと思いますので是非最後まで御覧ください。
- なぜ飲み合わせが重要なのか細かく説明
- ミノキシジル「外用薬」「内服薬」の違い
- 酒との併用は危険性が高い理由
ミノキシジルとの飲み合わせの前に知って貰いたい事
皆さん、医薬品を使ったことが無い方と言う方、殆ど居ませんよね。
病院で処方される大体のものが医薬品です。ですが医薬品には作用機序によって相性の良し悪しが有る薬が存在することはご存知でしたか?
なぜ相性の良し悪しが重要なのか。それを知ることで薬との付き合い方、個人輸入の危険性を知ることが出来ますのでまずはそれについて知識を付けていきましょう。
まずは具体的に薬の併用がなぜ危険なのか?それについてお伝えしてきます。
医薬品の併用は医師に確認して貰うことが重要な理由
薬の併用がもたらす作用
- 効果が薄れる可能性
- 副作用が増強する
まず効果が薄れるケースについて、薬の作用機序がそれぞれ違いますので干渉しあってしまうと起こる現象です。せっかく薬を飲んでいるのに効果が無いというのは本末転倒ですよね。
次に「副作用が増強する」ですがこれが最も危険。併用する薬によっては副作用が増大し、最悪のケースとしては、医療機関で入院っていう事も考えられます。
必ず医師、もしくは薬剤師の判断の元「医薬品」は使うに越したことは無いので個人輸入は止めましょうね。飲み合わせは素人には難しすぎますし間違った知識は危険です。
本題!ミノキシジル内服薬との飲み合わせにについて解説
ここからはミノキシジルの内服薬の飲み合わせ、内服薬と外用薬の違いについてお伝えしてきますので是非、頭の片隅に入れ注意しながら使用して頂ければと思います。
ですが飲み合わせについて知っておくことで注意力も増しますので是非ご覧頂ければと思います。
ミノキシジル内服薬と飲み合わせがNGと言われるものについて
飲み合わせNG例
- 頭痛薬、鎮痛薬
- 抗血小板薬、抗凝固薬
- ED治療薬
特に注意しなければ行けないのがこれらの薬剤です。ミノキシジルは血管を拡張させ血圧を下げる効果がありますので内服中は「血行が良くなります」。
他の薬剤に関しても注意を払わなければ行けないものがありますので内服薬に関しては必ず医師を通すようにしましょう。
市販で買えるから安全という訳では無く、市販だからこそ危険と考えるべきとなります。みなさん履き違えないようにしましょうね。
ミノキシジル内服中に体調が悪くなったら必ず医療機関、もしくはAGAクリニックの担当医師にご相談するようにしましょう。
ミノキシジル内服中は風邪など引いてしまう等の些細な事であっても自己解決せず必ず医師に相談しましょう。※これはミノキシジルに限った話では有りません。
血をさらさらにするサプリメントなんかも危険
サプリメントなんかでも血行を良くする作用があるものも多数存在します。
サプリメント服用者の中には医薬品との相性が悪いことで体調不良を訴えるケースもありますのでなんでもかんでも摂取すればよいと言う考えは危険です。
医療機関に掛かる際など服薬しているサプリメントについては必ず医師に相談するようにしましょう。
しっかりと理解した上で使用するようにしてくださいね。
【基礎編】そもそもミノキシジルってどの様な薬なの?
簡単に言ってしまえば「発毛するための薬」となります。※内服薬に関しては副作用として発毛効果があるという点をご理解下さい
ミノキシジルには先ほどもお伝えした通り「外用薬」と「内服薬」が存在します。
まずはそれについて理解を深めていきましょう。
ミノキシジルは外用薬であれば国から認可されている薬であり、市販でも購入可です。
商品名はリアップ、リグロ、スカルプDなどとなります。
リアップについてはこちらの記事で説明してますので気になる方は御覧ください。
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リアップの効果とは?副作用や注意事項・デメリットについて徹底解説
「リアップで発毛したってよく聞くけど実際の所どうなの?」「リアップでもM字部分の発毛は可能なのか知りたい!」 レビューやヤフー知恵袋などを見ると一部の人ですが酷評などもあるようですが実際のところどうな ...
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次にミノキシジル内服薬ですが国からの認可は降りていない薬ですので、入手方法は「クリニックの医師から処方」か「個人輸入」の2択となります。
ではなぜ国から認可が降りていないのに薄毛の方がミノキシジルの内服薬に手を出すのか、もしくはAGAクリニックで処方されるのか、それは発毛効果が外用薬に比べ高いことが理由です。
外用薬も効果は期待できるのですがやはり内服薬の方が効果の度合いが高い為、症状の進行度によっては使用した方が良い場合もあります。
効果が高い分、注意点も多くあるため必ず医師の判断で処方して貰うようにしましょう。
またそこまで症状が強くなくても「自信を無くす」「仕事に支障が出る」「消極的な性格になる」などの自己肯定感の低下を招くケースもありますよね。
そんな時、治療をして髪の毛が戻ったらそのストレスから解消される訳ですから何が良い、何が悪いというのは一概に言えないものです。
結論として医師を通す通さないでは雲泥の差があります。飲み合わせについて調べている方は医師を通していない可能性があるかと思い危険性について細かく説明させて頂きました。
【番外編】ミノキシジルとお酒の併用はNG!その理由について
ミノキシジルに限った話では無いのですが日頃からお酒を飲むと言う方。
お酒をやめろ!とは言いませんので医薬品を使用している時はお酒の飲み方に注意しましょう。
ここでは「ミノキシジルにお酒の併用はNG」という題名でお話していきたいと思います。
頭の片隅に入れておくだけでも防げる危険性は沢山ありますので是非知識として蓄えて置いて下さい。
なぜミノキシジルと酒がNGなのか
NGの理由
- 血圧が一気に下がる危険性
- 肝臓の負担増大
まずは一つづつ見ていきましょう。
ミノキシジルは血圧を下げる事で発毛させる
見出しの通りミノキシジルには血圧を下げる効果があります。それが発毛へと繋がる理由の一つ。
ですが実は酒も血圧を下げる効果があります。
酒は薬の効果を予期せぬ方向へ持っていく可能性が高くあるためミノキシジルに限らずお酒との併用はNGとなります。
低血圧の症状
- 立ち眩み・めまい(一番多い症状)
- 頭痛・頭重
- 倦怠感
- 疲労感・肩こり
- 動悸・胸痛
- 失神発作・悪心
参考URL:愛知県薬剤師会 https://www.apha.jp/medicine_room/entry-3518.html
この中でも特に多い症状と言われている「立ち眩み・めまい」ですが、症状が起こる場所によってはすごく危険です。
症状が出てしまった場所が駅のホームかもしれませんし、倒れた際どこかに頭をぶつけてしまう可能性もあります。
ですので外出先でのお酒とミノタブの併用は控えるに越したことはありませんので注意してくださいね。
対策としてはお酒は夜飲む方が多いと思いますので「朝に内服」するのが良いと口コミにありました。この辺については医師に飲むタイミングを相談しましょう。
肝臓の負担増大!将来的に薄毛を進行させてしまう可能性もある
結論から言うと肝臓に多大な負荷をかけると将来的に薄毛の原因にもなりうる可能性があります。
適度な負担であれば良いのですがアルコール代謝と薬の代謝を一気に行うことで肝臓は大きな負担を強いられる可能性があります。最悪、肝機能障害が発生します。
理由ですが医薬品の代謝もアルコールの代謝も肝臓で行われる為です。ついでに言えばアルコールの代謝には髪の毛の構成に欠かせないシスチンが消費されてしまうのも薄毛の理由の1つです。
予備知識として肝臓の働きについて触れておきましょう。
肝臓の主な機能
- 糖を蓄える、放出する機能
- アルブミン、たんぱく質の合成
- コレステロール、脂肪酸の代謝
- アンモニアの代謝
- ビリルビン合成
- 薬の解毒、アルコールの代謝
- 細菌などの毒素処理
- ホルモンの代謝
簡単にあげるだけでこれだけの機能があり、まさに万能臓器、生命維持には欠かせない臓器であることには間違い有りません。もちろん髪の毛にとってもです。
残念な事に肝臓は別名「沈黙の臓器」と呼ばれ、ちょっとした異常を起こしても痛みなどを感じることは無いと言われています。ですので症状が出てから気づくパターンが殆です。
これはどの医薬品を使用する際にも言えることですのでお酒と薬の併用はしないようにしましょうね。
採血で肝臓の酵素である「AST、ALT、γ-GT」などの検査も定期的に受けれますし安全性が高まります。
また、クリニックによっては腎機能の検査「CrやBUNなど」もする可能性がありますのでやはり医師を通すことはとても重要であると言えます。
※医療機関によっては測定項目が変わる可能性が有ります。
【まとめ】医薬品との付き合い方は医師に相談しましょう
なかなか文だけで説明するのは難しく、情報量が圧倒的に足りなくなってしまいます。また「個人の捉え方」によってはまったく違った解釈になってしまうのが文章でもあります。
ですが私が結論として何を伝えたいのか、それだけは明確にしておきたいと思います。
それは医薬品の使用は「医師を絡めて欲しい」その一点です。
確かに個人輸入はコスパが良い事がメリットですがそれは本当の意味でコスパが良い判断とは言えません。
前文でも話したとおり入院すれば2桁万円、治療費、通院費、収入減少を考えた場合圧倒的にコスパが悪いのはどちらかわかりますね。
「医薬品の飲み合わせ」についてもし疑問点、不安点があれば必ず医師に相談するようにしましょう。
理由は明確で「医薬品に関する事は然るべき所で貰い、説明を受けるべき」だからです。安全に発毛治療するためにも是非医師にご相談して頂ければと思います。