これから薄毛治療を検討するにあたり、皆さん一番気になっているのが「ミノキシジルタブレット」では無いでしょうか?
現状、薄毛の治療内服薬として最も発毛効果が期待できるものですので、気にならないと言えば嘘になりますよね・・・
そんな薄毛治療の主食的位置づけのミノタブですが「効果なし!」なんて厳しいコメントもあるようです。
一体どの様な時に効果が無いと言われているのか?
この記事ではミノタブの効果や注意点等も含めて説明して行きますので是非参考にして頂ければと思います。
- ミノタブ効果なしの理由【5選】
- ミノタブの効果と副作用
- 女性でもミノタブを使用できるのか?
ミノタブで効果なし・・・考えられる要因について
ミノタブの効果については後程説明するとして、まずはタイトルに記載してある「効果が認められないケース」についてお伝えして行きたいと思います。
【効果なし1】個人でミノタブ(ロニテン)を購入している人
「ミノタブ効果なし!」の最有力候補がこのケースであり、個人輸入でミノタブ(ロニテン)を購入している人は著明に当てはまる可能性があります。
理由ですが薄毛の原因は人それぞれ違いますし、ミノタブだけでは原因の一つを取り払っただけ、最悪取り払えていないケースが考えられます。
言ってる意味が分からない・・・と言う方の為に一つ仮設を立ててお話して行きたいと思います。
20代男性若ハゲ
・個人輸入でミノタブ購入使用中
・食生活は乱れ、肥満体型
・デスクワーク中心の為ほぼ動かない
・タバコや酒は常習的
・人間関係のストレスが多い
・薄毛家系
・頭皮環境を気にしない生活
後程詳しく説明しますがミノタブは血管拡張作用を利用した発毛方法です。
ですので薄毛の原因の一つである「血行不良」を改善させることが出来るのですが、その他の原因に関しては対策が出来ておらず上手く発毛しないというケースも考えられます。
また、多岐の原因により血行不良に対してミノタブの効果が下回った場合など「ミノタブ効果なし!」と言うケースに陥る可能性があります。
AGAクリニックの処方も同じと考えている方も居るかもしれませんが全く別物と考えましょう。
クリニックによってはミノタブそのものを処方するのではなくオリジナル成分を配合してあったり、ミノキシジル成分も調整している所もありますので。
もし個人でミノタブ(ロニテン)などを検討している方は止めておきましょうね。
日々の正しい生活習慣のレクチャーや不安要素など相談できる医師がいることは薄毛治療には重要な要素となります。
原因が多数あったとしてもそれに対する対策を講じてくれますので、必ず医師から処方して頂きましょう。
【効果なし2】ミノタブが体に合わないケース
ミノキシジルは医薬品ですので場合によっては副作用が強く出てしまい効果を得られない可能性があります。
特に化学成分に強く反応してしまう方の中には吐き気や下痢などの症状をきたしてしまう可能性もあり、薬が吸収される前に排出されてしまうケースは効果を得られにくいと言えるでしょう。
こればかりは体質によるものなのでどうすることも出来ませんが内服薬だけが薄毛治療のすべてではありません。
現代は医療の発展に伴い薄毛は多方面から改善させることが出来ます。
専門医師を通すことで必ずあなたに適した治療方法が見つかるはずですので直接相談してみると良いでしょう。
ページを一番下まで行って頂くと副作用に懸念がある方向けに「皮膚科ガイドライン推奨度B」の低出力レーザー治療について説明していますので気になる方は最後に読んで頂ければと思います。
【効果なし3】壮年期脱毛症では無いケース
現在ミノタブが有効とされている脱毛症は「AGA、FAGA、びまん性脱毛症」と言われています。
この3つは特に治療効果が期待できると言われている反面、ほかの脱毛症に関しては臨床データが乏しい為分からないと言うのが実際の所です。
これら以外の脱毛症の場合効果が出ないケースが考えられますので必ず専門医師に頭皮を確認して頂いてから治療を検討するようにしましょう。
頭皮の専門医師はAGAクリニックとなりますがどこでも良いという訳ではありません。
こちらで選び方について記載していますので是非参考にしてAGAクリニックを選んでいただければと思います。
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【効果なし4】薄毛が進行しすぎたケース
薄毛と一言で言っても初期段階~末期まで症状は人それぞれです。
末期症状まで進んでしまった方の場合は内服治療だけでは改善出来ないケースも考えられます。絶対ではありませんよ・・・可能性の話となります。
ミノキシジルは発毛が認められる優秀な医薬品となりますので効果は少なからずあります。
ですが一度乱れた育毛サイクルの改善率は個人差が有り、長期間薄毛を放置していた方は改善するまでの期間が長くなることが予想されます。
薄毛治療の目安期間は3ヶ月~1年と言われているのがその証拠です。
まだ使用後間もない方で効果が実感出来ないのであればもう少し継続してみると良い結果を生むこともあります。
少なくとも3ヶ月程度は継続して処方して貰い効果の判定をしましょう。
【効果なし5】主観によるもの
ミノタブを内服したけど自身の理想とはかけ離れた結果をもたらした場合、その方は「効果なし」と断言する事があります。
医薬品ですので育毛剤やサプリメントなどと違って効果は臨床データできちんと証明されています。
でないと医薬品の意味がないですからね・・・
例えばA院で処方して貰ったミノタブで効果が出なければ実績のあるB院で治療すると解決できるケースがあります。
クリニックによっては結果度外視で安全に処方しておけばOKって所もあるので注意してください。
特に片手間でAGA治療を行っている所は敬遠した方が良いかもしれません。
「薄毛だけに特化した医療機関」「他の治療がメインで片手間に薄毛治療を行っている医療機関」とでは本気度が違い「改善率・満足度」が違います。
現在治療中であったとしても「効果が無い」と感じた場合は色々なクリニックの無料カウンセリングに行って確認すると良い結果を生むことがありますので是非お試しください。
ミノキシジルタブレットの効果と副作用について解説!メリットとデメリットを理解しよう
ここからはミノキシジルタブレットの具体的な効果と副作用について解説していきます。
AGAクリニックの発毛には必ずミノキシジルが関わって来ますので是非ご覧いただき参考にしてみて下さい。
ミノタブの効果とメリットについて
市販で購入できるリアップなどは外用薬に分類され頭皮に塗るだけでも発毛効果を促すことが出来る程、ミノキシジルと言う成分は強いです。
その強い作用を最大限に活かした治療がミノタブとなります。
外用薬はしっかりと塗ったとしてもやり方が悪ければ部分的になってしまい効果がイマイチの可能性もありますが、ミノタブは内服薬ですので血中に取り込み全身に発毛成分を行き届かせることが可能です。※デメリットも存在しますので後ほど説明します。
全身にミノキシジルが回ることがどうして薄毛にとってのメリットなのか?それは以下のようなことが考えられます。
ミノタブのメリット
- 頭皮全体の髪の毛を成長させる
- 血管拡張作用により毛細血管を増やす
頭皮全体をカバーできるのがミノタブ最大のメリットと言えます。
薄毛は密度や毛の細さなど物理的に頭皮が透けてしまうなどの理由から悩まれるケースですので、全体の密度を濃くしてあげることで薄毛の改善に近づくことが出来ます。
多勢に無勢と言う言葉が良い表現かもしれません。
また、ミノキシジルには頭皮の毛細血管を増やす働きもあると言われていますので、ミノタブ内服すれば髪の毛の成長に欠かせない毛細血管を増やし効率良く髪の毛を成長させることが可能と言えるでしょう。
ミノキシジル外用薬は薄毛治療に有効的ですのでもし使用する場合はしっかりと手順通り、正しい方法で使用するようにしましょう。
「最初から最善策で治療したい」「塗り薬で頭皮が被れた」「効果がいまいちだった」「塗るのが面倒くさい」このような方はミノタブが合っている可能性があるのできちんと医師から処方して貰うと良いでしょう。
薄毛治療を早期決着させるのであればミノタブが有効なのは間違い有りませんが、正しく処方してもらえる所で治療を検討するようにしましょう。
ミノタブの副作用とデメリットについて解説
ミノタブのデメリット
- 副作用が出てしまう可能性(軽微~重篤)
- 体全体の毛が濃くなる(多毛症)
- 内服のタイミングに注意する(飲み会などある時は注意)
ミノタブ(ロニテン)に関して言えば副作用の発症率が3~8%前後と言われているそうです。
軽微な副作用から重篤な副作用(アナフィラキシーショック、全身浮腫、呼吸不全)など人によっては起こるケースが考えられますので必ず医師の判断が必須です。
勘違いしてはいけないのは病院で処方される薬の殆どが医薬品ですので、取り分けミノタブだけが危険と言う訳ではありません。
副作用はどの医薬品でも付いてくるものですので深く気にすることなく使用し、何か違和感を感じたらすぐにAGAクリニックの担当医に相談するようにしましょう。
怖いと思ってしまうことは危機管理が出来ている証拠ですので。
処方して頂くのであれば医療機関にて「血圧」「血液検査」「医師の問診」を経て処方して頂くことで安全性が飛躍的にあがります。
ミノタブ(ロニテン)には2.5mg、5mg、10mgの規格がある
ミノタブを個人輸入サイトで見たことがある方はご存じの方も居るかと思われますが一応説明を加えておきます。
内容量が多ければ体内の血管拡張作用が強くなり作用時間も長くなりますが多ければ発毛するという訳ではありません。
ミノタブはAGA治療薬と認識されつつありますがそれは勘違いです。
元々は高血圧治療の薬であり、高血圧の度合いによって内容量は使い分けられているのが実際の所ですので基本的には薄毛の治療に使用されるのは2.5mgとなります。(医師の判断で容量を増やす可能性有)
もし個人で購入している方が居ましたら内容量が多い方が得!なんて考えてはいけませんので気を付けましょう。
医師から処方されればキチンと体の大きさや性別等甘味して処方して頂けますので、安全に治療するためにも医療機関で薄毛を改善させましょう。
【まとめ】ミノキシジルタブレットは効果が強いが注意点も多い
まとめ
- ミノタブは安全の為に必ず医師から処方して貰う事
- AGAクリニックによってミノタブの内容は違う
- AGA、FAGA、壮年期脱毛症に効果が認められる
- 副作用と思われる症状が出たらすぐに担当医へ連絡する事
ミノタブは皮膚科学会「男性・女性脱毛症ガイドライン」で最低ランクのD評価の治療方法となります。
ですが薄毛を改善させる有効的な手段であることは間違いありませんので、もし内服を検討している方は必ず医師に相談の上処方して頂きましょう。
実際に多くの方がAGA治療でミノタブを処方してもらい薄毛を改善させています。
AGAクリニックでの薄毛治療はミノキシジルの内服が主となりますが、クリニック毎内容は違う可能性がありますのでその点無料カウンセリングできちんと確認して、納得してから治療をすることをお勧めします。